PS5のストレージ不足を解消するためにM.2 SSDを増設した際、画面に「読み込み速度が足りない」という警告が表示されて驚いた方は多いのではないでしょうか。せっかく高性能なSSDを購入したつもりでも、システムから基準外と判定されると不安になりますよね。
このメッセージは、取り付けたSSDの転送速度がソニーの推奨する基準に達していない場合に表示されるものです。警告が出たからといってすぐに使えなくなるわけではありませんが、ゲーム体験に影響が出る可能性は否定できません。
本記事では、PS5でSSDの読み込み速度が足りないと警告が出る理由や、実際のプレイへの影響、そして失敗しないための製品選びについて詳しく解説します。これからSSDを購入する方や、警告が出て困っている方はぜひ参考にしてください。
PS5でSSDの読み込み速度が足りないと警告が出る原因と基本知識

PS5にM.2 SSDを取り付けてフォーマット(初期化)を行った際、システム側で読み込み速度の測定が行われます。この測定結果が一定の基準を下回ると、注意を促すメッセージが表示される仕組みになっています。まずは、なぜこのような警告が出るのか、その背景を正しく理解しましょう。
警告メッセージが表示されるタイミングと内容
警告メッセージは、新しいM.2 SSDをスロットに装着し、PS5の電源を入れて最初に行う「フォーマット」の直後に表示されます。画面には「取り付けられたM.2 SSDの読み込み速度が、PlayStation 5の推奨速度を下回っています」といった内容が示されます。
この際、具体的な測定速度(例:3500MB/sなど)も一緒に表示されるため、自分が購入した製品の公称値と乖離があることに気づくケースも少なくありません。この警告は、あくまで「今後のゲームプレイで不具合が出る可能性がある」という事前通知の役割を果たしています。
もしこの時点で警告が出たとしても、そのまま「OK」を押して進めれば、SSDをストレージとして利用すること自体は可能です。ただし、PS5専用ソフトの起動やデータ読み込みにおいて、本来のパフォーマンスが発揮できないリスクを抱えることになります。
ソニーが推奨する読み込み速度の基準
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PS5に増設するM.2 SSDに対して明確な推奨スペックを提示しています。その中で最も重要なのが、シーケンシャル読み取り速度が5,500MB/s以上であることです。
PS5の内蔵SSDは非常に高速な独自のカスタム設計になっており、ゲーム開発者はその速度を前提にデータを読み込むようにプログラムを組んでいます。そのため、増設するSSDにも同等以上のスピードが求められるのです。
推奨速度を下回るSSDを使用すると、データの転送が追いつかなくなり、ゲーム画面のカクつきやオブジェクトの表示遅延が発生する原因となります。SIEがこの数値を指定しているのは、ユーザーが快適なプレイ環境を維持できるようにするためです。
【PS5推奨スペックの要約】
・インターフェース:PCI-Express Gen4x4対応のM.2 NVMe SSD
・容量:250GB ~ 8TB
・読み込み速度:5,500MB/s以上を推奨
・放熱構造:ヒートシンクが必須(装着時の厚みに注意)
警告が出てもそのまま使えるのか?
結論から申し上げますと、警告が出た状態でもSSDにゲームをインストールして起動することは可能です。システム側で強制的に使用を禁止されることはありません。実際に、推奨速度に満たないSSDでも多くのタイトルが問題なく動作するという報告もあります。
しかし、これはあくまで「現時点での多くのタイトル」における話です。今後、より高速な読み込みを極限まで活用する次世代のゲームが登場した際、速度不足のSSDでは進行不能になったり、致命的なエラーが発生したりする可能性がゼロではありません。
また、PS5のシステムアップデートによってチェックが厳しくなることも考えられます。長期間、安心して使い続けたいのであれば、やはり推奨スペックを満たした製品に買い替えるか、最初から基準をクリアした製品を選ぶのが賢明です。
速度不足が判定される仕組み
PS5が行っている速度テストは、SSDの全領域を使って行われる厳密なベンチマークではありません。フォーマット時の一時的なデータ転送テストに基づいています。そのため、メーカーが公表している「最大速度」よりも低い数値が出やすい傾向にあります。
例えば、公称速度が5,000MB/sの製品であっても、PS5の測定では4,800MB/s程度と判定され、警告が出ることがあります。これは故障ではなく、テスト環境やSSDのコントローラーの相性、あるいは測定方法の違いによるものです。
メーカー公称値で5,500MB/sギリギリの製品を選ぶと、この測定誤差によって警告の対象になりやすいため注意が必要です。確実に警告を避けるには、公称速度が6,000MB/s〜7,000MB/sクラスの、余裕を持ったスペックの製品を選ぶことが推奨されます。
読み込み速度が推奨値に届かない場合のデメリットと影響

推奨速度に達していないSSDを使い続けると、具体的にどのような不利益があるのでしょうか。現在のところ、すべてのゲームで問題が起きるわけではありませんが、一部の高性能なタイトルでは顕著な差が出ることがあります。主なデメリットを整理してみましょう。
ロード時間のわずかな遅延
最も分かりやすい影響は、ゲームの起動やファストトラベル(瞬間移動)時のロード時間が長くなることです。PS5の内蔵SSDであれば数秒で終わる処理が、速度の遅いSSDでは数秒から十数秒ほど余計にかかる場合があります。
「たかが数秒」と感じるかもしれませんが、PS5の最大の魅力の一つは「ロードの短さ」による没入感です。この快適さが損なわれるのは、ゲーマーにとって大きな損失と言えるでしょう。特に頻繁にエリア移動を繰り返すゲームでは、その差がストレスとなって蓄積されます。
また、データの展開が遅れることで、本来ならシームレスにつながるはずのカットシーンの間に一瞬の暗転や静止が入ってしまうこともあります。開発者が意図した演出を完璧な形で体験できなくなる恐れがあるのです。
オープンワールドゲームでの描画トラブル
広大なフィールドを自由に駆け巡るオープンワールドゲームでは、移動に合わせて背景データをリアルタイムで読み込み続けています。読み込み速度が不足していると、このデータの供給が間に合わなくなる現象が発生します。
具体的には、遠くの建物が急に出現する「ポップアップ現象」や、地面や壁のテクスチャ(質感)がぼやけたままになるテクスチャの貼り遅れが目立つようになります。ひどい場合には、キャラクターの移動速度に読み込みが追いつかず、透明な壁にぶつかったような挙動を見せることもあります。
最新のAAAタイトル(大規模予算のゲーム)ほど、SSDの速度を極限まで利用して高精細なグラフィックを表示しています。スペック不足のSSDでは、こうした最新技術の恩恵を十分に受けられない可能性が高いのです。
特に『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』のような、ステージを瞬時に切り替えるギミックを持つゲームでは、SSDの速度がゲーム性そのものに関わるため、顕著な影響が出やすいと言われています。
システムの安定性への懸念
ハードウェアのスペック不足は、単純な速度低下だけでなく、システム全体の安定性にも影を落とします。データの読み込み中にタイムアウト(処理待ちの限界)が発生し、ゲームが突然強制終了したり、本体がフリーズしたりするリスクが高まります。
PS5は高速なデータ転送を維持するために、メモリやプロセッサが密接に連携して動作しています。どこか一箇所でボトルネック(処理の遅延ポイント)が発生すると、システム全体が予期せぬ動作を引き起こす原因になりかねません。
また、速度不足のSSDは無理にデータ転送を行おうとして負荷がかかり、異常な発熱を招くケースも考えられます。熱は精密機器の天敵であり、SSD自体の寿命を縮めるだけでなく、PS5本体のスロット周辺にダメージを与える可能性も否定できません。
PS4ソフトへの影響はほぼなし
一方で、PS5でプレイする「PS4向けタイトル」に関しては、読み込み速度の警告による影響はほとんどありません。PS4のゲームは、もともとHDD(ハードディスク)の低速な転送速度を基準に設計されているためです。
PS5の推奨基準である5,500MB/sに満たないSSDであっても、PS4の内蔵HDDよりは圧倒的に高速です。そのため、PS4ソフトの保存用として使うのであれば、警告が出ているSSDでも全く不満を感じることなくプレイできるでしょう。
もし手元に速度不足のSSDがあり、買い替える予算がない場合は、そのSSDを「PS4タイトル専用ストレージ」として活用し、PS5専用タイトルは本体の内蔵ストレージに保存するという使い分けが最も現実的な解決策になります。
失敗しないPS5用M.2 SSDの選び方とスペックの重要性

これからSSDを購入する方は、二度と「読み込み速度が足りない」という警告を見なくて済むように、正しい製品選びのポイントを押さえておきましょう。単に「PS5対応」と書かれているだけでなく、数値の裏付けを確認することが大切です。
シーケンシャル読み取り速度5,500MB/s以上の重要性
繰り返しになりますが、最優先すべきはシーケンシャル読み取り速度(Sequential Read)です。製品パッケージや公式サイトのスペック表を確認し、この数値が5,500MB/sを超えているかを必ずチェックしてください。
現在の市場では、7,000MB/sを超える「超高速モデル」も一般的になっています。価格差がそれほど大きくないのであれば、将来性を考えて7,000MB/sクラスの製品を選んでおくのが最も安心です。これならPS5の測定誤差を含めても、警告が出る心配はまずありません。
逆に、4,000MB/s〜5,000MB/s程度の「ミドルレンジモデル」は、価格が安く魅力的に見えますが、PS5では「速度不足」と判定されます。安物買いの銭失いにならないよう、スペックの妥協は避けるべきポイントです。
ヒートシンクの有無と熱対策
PS5に使用するM.2 SSDには、ヒートシンク(放熱板)の装着が必須です。PCIe Gen4対応の高速SSDは動作中に非常に高温になり、熱がこもると「サーマルスロットリング」という保護機能が働き、強制的に転送速度が低下してしまいます。
速度不足の警告が出る原因の一つに、熱による速度低下が関係している場合もあります。最初からヒートシンクが取り付けられている「ヒートシンク搭載モデル」を選ぶのが最も確実で手間もかかりません。
もしヒートシンクのないモデルを購入した場合は、別途市販のヒートシンクを自分で取り付ける必要があります。その際は、PS5の拡張スロットに収まるサイズ(高さ11.25mm以内など)であることを厳密に確認してください。サイズを間違えると、カバーが閉まらなくなるトラブルが発生します。
PCIe 4.0(Gen4)対応は必須条件
M.2 SSDには、接続規格として「PCIe 3.0(Gen3)」と「PCIe 4.0(Gen4)」の2種類が主流として存在しますが、PS5で使えるのはPCIe 4.0(Gen4)のみです。古い規格であるGen3のSSDを挿しても、そもそも認識されないか、動作対象外となります。
PCIe 4.0はGen3に比べて2倍の帯域幅(データの通り道の広さ)を持っており、この規格でなければPS5が求める5,500MB/s以上の速度を出すことは物理的に不可能です。中古品や型落ちの安価な製品を探す際は、特にこの規格の違いに注意してください。
最新の「PCIe 5.0(Gen5)」対応製品も登場していますが、こちらは非常に高価であり、PS5のスロット側がGen4までの対応であるため、Gen5の性能をフルに発揮することはできません。PS5用としては、成熟したGen4のハイエンドモデルが最もコストパフォーマンスに優れています。
信頼できるメーカーと製品の選び方
SSDは大切なゲームデータを保存するパーツですので、信頼性の高いメーカー製品を選ぶことも重要です。有名メーカーの製品であれば、PS5での動作確認済みリストが公開されていることも多く、安心して購入できます。
代表的なメーカーとしては、Samsung(サムスン)、Western Digital(ウェスタンデジタル)、Crucial(クルーシャル)、Seagate(シーゲイト)、Nextorage(ネクストレージ)などが挙げられます。これらのメーカーのハイエンドモデルを選べば、速度不足の警告が出るリスクを最小限に抑えられます。
特にNextorageは、もともとソニーグループのストレージ部門の流れを汲むメーカーであり、PS5との親和性が非常に高いことで知られています。迷った場合は、こうした「実績のあるブランド」を基準に選ぶと失敗がありません。
| メーカー | 代表的なシリーズ | 推奨される理由 |
|---|---|---|
| Samsung | 980 PRO / 990 PRO | 世界シェアが高く、圧倒的な安定性と高速性を持つ |
| Western Digital | WD_BLACK SN850X | ゲーミング向けに特化し、PS5公式ライセンス版も存在 |
| Nextorage | NEM-PAシリーズ | PS5開発エンジニアによる検証済みで、相性問題がほぼ皆無 |
| Crucial | T500 / P5 Plus | メモリ大手の安心感があり、コスパと性能のバランスが良い |
警告を回避するためのSSD取り付け手順とフォーマットのコツ

正しいSSDを選んでいても、取り付け方法や設定に不備があると、本来のパフォーマンスが発揮されず警告が出てしまうことがあります。作業時の注意点を確認して、確実に高スコアを出せるように準備しましょう。
本体の電源を完全に切ってから作業する
当たり前のことのように思えますが、基本が最も大切です。PS5にSSDを取り付ける際は、必ず電源を「完全にオフ」にし、電源コードをコンセントから抜いて数分待ってから作業を開始してください。スタンバイモードのまま作業するのは厳禁です。
静電気にも注意が必要です。金属製のドアノブなどに触れて体の静電気を逃がしてから、SSDの端子部分に直接触れないように慎重に扱ってください。端子に皮脂やゴミが付着すると、接触不良を起こして転送速度が低下する原因になります。
もし作業中に端子を触ってしまった場合は、接点復活剤や無水エタノールを染み込ませた綿棒などで優しく清掃しましょう。ただし、物理的な損傷を与えないよう細心の注意を払ってください。
差し込み不足による認識不良のチェック
読み込み速度が極端に遅く判定される原因の一つに、M.2スロットへの「差し込み不足」があります。M.2 SSDは斜めに差し込んだ後、上から押さえてネジで固定しますが、この際の差し込みが甘いと接触抵抗が増え、通信エラーや速度低下を招きます。
スロットの奥までカチッとした感覚があるまで、しっかり押し込むのがコツです。ネジで止める前に、SSDが浮き上がってこないか、端子が見えすぎていないかを確認してください。
また、ヒートシンクが厚すぎてスロット周囲のパーツに干渉している場合、微妙に角度がついてしまい、正しく接触していないこともあります。警告が出た際は、一度取り外して再装着してみるだけで、測定速度が劇的に改善することがあります。
フォーマット時に表示される速度の読み取り方
フォーマット直後に表示される速度は、あくまで「その瞬間の読み取り速度」です。この数値が5,500MB/sを超えていれば合格ですが、下回っていても5,000MB/s以上であれば、実際のプレイで致命的な問題が起きることは稀です。
しかし、表示された数値が3,000MB/sを下回るような場合は、明らかにPCIe Gen3として認識されているか、何らかの異常が発生しています。この場合は、製品が本当にGen4対応なのか、あるいは初期不良ではないかを疑う必要があります。
速度の数値を見て一喜一憂するだけでなく、「推奨基準に対してどの程度の乖離があるのか」を冷静に判断しましょう。わずかな不足であれば、実用上は問題ないケースがほとんどですが、大幅な不足は設定やハードウェアのミスマッチを意味します。
最新のシステムソフトウェアへのアップデート
PS5本体のシステムソフトウェアが古いと、M.2 SSDの制御が最適化されず、本来の速度が出ないことがあります。SSDを増設する前に、まずはPS5をインターネットに接続し、最新のシステムアップデートを適用しておきましょう。
ソニーは定期的にストレージ周りの安定性向上や互換性の改善を行っています。過去のアップデートでは、特定のSSDでのパフォーマンス低下が修正された事例もあります。
最新の状態に保つことは、SSDの性能を引き出すだけでなく、セキュリティや新機能の利用という点でも不可欠です。増設作業の「前」にアップデートを確認する習慣をつけましょう。
警告が出てしまった後の対策と買い替えの判断基準

既にSSDを装着して警告が出てしまった場合、どうするのが最善の選択なのでしょうか。そのまま使う、工夫して使う、あるいは買い替えるという3つの選択肢について、それぞれの判断基準を解説します。
速度が多少遅くてもプレイを続行してみる
警告が表示されたとしても、そのSSDの公称速度が5,000MB/s前後であれば、まずはそのまま使い続けてみるのも一つの手です。多くの検証結果では、5,500MB/sを少し下回る程度であれば、体感できるほどのロード時間の差は発生しないことが示されています。
実際に手持ちのゲームをいくつかプレイしてみて、カクつきやフリーズがないかを確認してください。特に不具合を感じないのであれば、過度に神経質になる必要はありません。そのまま寿命まで使い切るという選択も十分にあり得ます。
ただし、プレイ中にデータ読み込みに起因すると思われるエラー(CE-108255-1など)が頻発するようになった場合は、速度不足が原因である可能性が高いと判断し、別の対策を講じる必要があります。
ゲームソフトを本体ストレージに移動する
速度不足のSSDを使いつつ、パフォーマンスを維持する最も簡単な方法は「データの使い分け」です。高い読み込み速度が要求される最新のPS5専用タイトルは、本体内蔵のストレージに保存するようにします。
一方で、PS4のソフトや、あまり高いスペックを要求しないインディーゲームなどは、増設したM.2 SSDに保存します。PS5のホーム画面からストレージ設定を開けば、コンテンツごとに保存先を簡単に移動させることができます。
これにより、増設SSDは大容量の「データ倉庫」として活用しつつ、重要なタイトルのプレイ品質は内蔵SSDで担保するという運用が可能になります。これなら、警告が出ているSSDであっても無駄にすることはありません。
返品や買い替えを検討すべきケース
もし購入したばかりのSSDが「推奨スペックを満たしているはずなのに警告が出た」という場合は、初期不良の可能性があります。例えば、7,000MB/sを謳う製品が3,000MB/s程度と判定されるなら、明らかに異常です。
この場合は、まずは再装着を試した上で改善しなければ、購入店やメーカーのサポートに相談しましょう。「PS5で著しく速度が出ない」という理由は、立派な不具合の相談内容になります。
また、これから発売される超大作ゲームを最高の環境で遊びたいという熱心なゲーマーの方は、警告が出た時点で思い切って推奨スペックを余裕でクリアする製品へ買い替えることをお勧めします。安心感という「心の余裕」も、快適なゲームライフには欠かせない要素だからです。
外付けSSDへのデータ退避という選択肢
どうしてもM.2 SSDの警告が解消できず、かつ内蔵スロットを空けたい場合は、そのSSDを外付けケースに入れて「外付けSSD」として利用する方法もあります。PS5の外付けSSDは、PS5ソフトを直接起動することはできませんが、データのバックアップ先としては優秀です。
PS5ソフトを外付けに退避させておけば、遊びたくなった時にいちいち再ダウンロードすることなく、本体ストレージへ素早く書き戻すことができます。M.2スロットには改めて推奨スペックを満たす高速なSSDを装着しましょう。
このように、ストレージの特性に合わせて役割を分担させることで、PS5の限られたリソースを最大限に活かすことができます。警告が出たからといってその製品を捨ててしまうのではなく、最適な「第二の人生」を与えてあげてください。
PS5のSSDで読み込み速度が足りない警告が出た時のまとめ
PS5でSSDの読み込み速度が足りないと警告が出た場合でも、パニックになる必要はありません。この警告はあくまでソニーが推奨する「5,500MB/s以上」という高い基準に達していないことを知らせるものであり、直ちに故障や使用不能を意味するものではないからです。
しかし、最新のPS5ソフトを最高のパフォーマンスで楽しむためには、推奨スペックを満たしたSSDを選ぶことが重要です。警告を避けるためのポイントを最後におさらいしましょう。
・購入時は「PCIe Gen4対応」かつ「公称速度6,000MB/s以上」のモデルを選ぶ
・熱による速度低下を防ぐため、必ずヒートシンク装着モデル(または自作)を使用する
・警告が出てもPS4ソフトのプレイや、データの保存用としては問題なく使えることが多い
・不具合を感じる場合は、ゲームごとに「本体ストレージ」と「増設SSD」を使い分ける
PS5の性能をフルに引き出すには、足回りとなるストレージの品質が鍵を握ります。警告メッセージが出た理由を正しく理解し、自分のプレイスタイルに合わせて適切な製品選びや運用を行ってください。快適なストレージ環境を整えて、次世代のゲーム体験を存分に楽しみましょう。

