/ よくある質問とその回答
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F2-210/F4-210モデルについて、既知の問題は次のとおりです。
TOSの更新後に、TNAS PCデスクトップアプリケーションがTNAS装置を検出できず、LEDインジケーターはすべて緑色に点灯し、電源ボタンは機能せず、ハードディスク無しでのリブート後も装置を検出できない。
これは、更新の失敗により、カーネルが不完全な状態となっていると考えられます。
次の指示に従って、この問題を解決してください。
- 次のファイルをダウンロードします。
・1GBモデルの場合: http://dl.terra-master.com/cn/firmware.img
・2GBモデルの場合: http://dl.terra-master.com/en/firmware.img
・TFTPserverツールの場合: https://dl.terra-master.com/en/tftpd.rar - TFTPserverツールを解凍します。ファイル名はtftpd32.452です。
- firmware.imgファイルをコピーして、tftpd32.452のルートディレクトリーに貼り付けます。
- ネットワークケーブルを使用して、TNASをご使用のコンピューターに直接接続します。
- TNAS装置からすべてのハードディスクを抜き出します。
- ご使用のコンピューターのローカルIPアドレスを10.18.13.134に変更します。
- TFTPserver.exeをダブルクリックして実行します。
- TNAS装置の電源ボタンを短く押して起動します。TFTPソフトウェアインターフェースに、カーネルのインストール中であることを示す読み取りバーの状況が表示されます。
- インストールが完了するまで、20分程度待ちます。
- インストールが完了すると、TNAS装置は自動的に電源が切れます。
- TNAS装置の電源ボタンをオンにして、30秒程度待ちます。電源インジケーターとLANインジケーターが緑色に点灯し、HDDインジケーターが消灯していれば、カーネルは正常にインストールされています。
- ネットワークケーブルでTNAS装置をルーターに接続します。
- TNAS PCデスクトップアプリケーションを実行して、TNAS装置を検索します。
- 指示に従って、TOSを再インストールします。
注意
- ご使用のコンピューターのローカルIPアドレスを元のアドレスに変更します。
- TNAS装置をルーターと接続することで、ネットワークに接続します。
- カーネルのインストール中は、装置の電源を切らないでください。
いいえ。ご使用前に装置を初期化する必要があります。 正しく初期化するには、次の手順を行う必要があります。
- ハードディスクを取り付けます(購入したTNASがディスクレスモデルであった場合)。
- TNAS PCデスクトップアプリケーションをダウンロードしてインストールします。
- TOSをインストールします。
- ハードディスクをフォーマットしてRAIDを構成します。 上記の手順が完了したら、TNASを使用する準備は完了です。
以下の説明を参照してください
- Linuxシステムに、TNAS PC_For_Linuxインストールパッケージをダウンロードしてください。
- TNAS PCのディレクトリー(例: /mnt)を見つけます。
- ターミナルを立ち上げて、次のコマンドを実行します: sudo chmod –R 777 /mnt/TNAS PC_For_Linux
- 次のコマンドを入力します: sudo /mnt/ TNAS PC_For_Linux
- 同じネットワークセグメントにあるすべてのTNAS装置のIPアドレスがリストされます。
- アクセスしたいTNASのIPアドレスを、ブラウザーのアドレスバーに入力します。
メモリー使用量が多いことが問題となる場合、Initbootファイルを更新する必要があります。下記の指示に沿って、メモリーを開放してください。
対象のモデル: F2-210 / F4-210
ダウンロードリンク:
- 1GBメモリーモデルの場合: http://dl.terra-master.com/cn/firmware.img
- 2GBメモリーモデルの場合: http://dl.terra-master.com/en/firmware.img
指示:
- 適切なファイルをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを、TNAS装置の公開ディレクトリーの下にアップロードします。
- SSHログインで、ルートとしてTNAS装置にアクセスします。パスワードは管理者(admin)のパスワードと同じです。
- /tmpディレクトリーにファイルをコピーします。これを実行するには、以下のコマンドを使用します: mv /mnt/md0/public/firmware.img /tmp/
- 「up.sh」と入力してEnterキーを押します。
- [root@TNAS-00129F ~]#のプロンプトが出るまで、5から10分程度待ちます。
- TNAS装置をリブートします。
注意
- これには、5から10分程度要します。完了するまで電源を切らないでください。
- 処理が完了したら、TNAS装置をリブートして点検してください。
- 電源のオフを早まってしまうと、マルチメディアサーバーのトランスコーディング機能が影響を受けます。また、メモリーの解放後には使用できなくなることがあります。
すべてのハードディスクを一度に取り付ける必要はありません。 TNASにすでに保存されているデータに影響を与えることなく、必要に応じて後からハードディスクを追加できます。追加後の容量は、RAIDの移行または拡張により増やすことができます。
TNAS PCデスクトップアプリケーションでネットワークドライブをマップできなかった場合、またはマッピングが正常に完了してコンピューターの再起動後に正しいユーザー名とパスワードでマップしたネットワークドライブにアクセスできなかった場合は、問題を解決するために次の手順に従ってください: (注: コンピューターのOSがWindows 7である場合、この問題は主にTNAS PCデスクトップアプリケーションとOSの互換性に関連したものです。手順6を直接参照してください。)
- SMBサービスが有効であるかどうかを確認します。 「コントロールパネル」 > 「ネットワークサービス」 > 「ファイルサービス」> 「SMB/CIFSファイルサービス」の順に移動し、SMB/CIFSファイルサービス有効にする」をクリックしてください。 次に、もう一度それにチェックマークを付けて「適用」をクリックします。その後、ドライブのマップを再度試みます。
- TOSにログインするためのパスワードに#、%、@などの特殊文字が含まれていることがあります。TOSのWebページの右上隅にある「admin」をクリックして、特殊文字を含まないパスワードに変更します。その後、ドライブの再マップを試みます。
- パスワードを入力する際に、「資格情報を記憶する」にチェックマークを付ける必要があります。これを行わないと、コンピューターの再起動後にマップしたドライブが消えてしまいます。
- 選択したフォルダーに対する「読み取り/書き込み」のフルアクセス権が必要です。これがないと、システムが「構成に失敗しました。エラーコード 1202」というプロンプトを出します。「TOSコントロールパネル」 > 「アクセス権」 > 「共有フォルダー」の順に選択して、アクセス権を変更できます。
- Windowsの「資格情報マネージャー」に移動して、TNASの現行の資格情報を削除してから、再度試してください。
- 上記のどの方法もうまくいかない場合は、WindowsのファイルエクスプローラーにTNAS装置のIPアドレスを入力(例: \\192.168.1.25)してTNASにアクセスし、TNASの共有フォルダーで右クリック後に、リストから「ネットワークドライブの割り当て」を選択してください。
TNASにリモートからアクセスするには、次の3つの方法があります。
- TNAS.onlineアクセス権: 「TOS」 > 「リモートアクセス」の順に移動し、TNAS.onlineのリモートログインを有効にするを選択して、固有のTNAS IDを設定してからコンピューターのブラウザーのアドレスバーにTNAS.onlineまたはTNAS IDを入力(例: TNAS.online/john)することでリモートアクセスが可能になります。
- DDNS (Dynamic Domain Name Server): DDNSのセットアップと使用方法については、「TOSヘルプ」を参照してください。
- 専用のIPおよびポート番号: 運用担当者に専用IPを申請し、ルーターのポート転送によってTNASにアクセスします。
- まず、BIOSのWOL機能をアクティブにする必要があります。次の手順を行ってください
a. TNAS装置のHDMIポートを使用して、HDMIケーブルでモニターと接続してください。
b. USBキーボードをTNAS装置に接続します。
c. 装置のブート時にESCまたはDELボタンを押し続けてBIOSモードに入ります。
d. 「詳細」 > 「電源管理機能」 > 「Wake On LAN」の順に移動し、「Wake On LAN」のステータスを「無効」から「有効」に変更します。 - 「コントロールパネル」 > 「基本設定」>「ハードウェアと電源」 > 「電源」 > 「Wake On LAN」の順に移動して、TOSで「Wake On LAN」を有効にしてください。
- 「WakeMeOnLAN」をダウンロードして実行します。
Windowsシステムの場合:
- 「WakeMeOnLAN」のダウンロードリンク: https://www.nirsoft.net/utils/wake_on_lan.html#DownloadLinks
- LAN内のTNASのIPアドレスを見つけて、「ファイル」 > 「選択したコンピューターをウェイクアップ」をクリックします。
- c. 「ファイル」 > 「新しいコンピューターの追加」をクリックして、TNASのIPアドレス(またはDDNSホスト名)およびMACアドレスを入力し、次に「ファイル」 > 「選択したコンピューターをウェイクアップ」をクリックします。
Windowsシステムの場合:
wolコマンドを使用して、ウェイクアップを行います(例: wol -i 10.18.8.154 6C:BF:B5:01:11:)。
注意
- WOLは、TOS4.2.04以降でのみサポートされています。
- LAN1ポートのみがWOLをサポートしています。
- WOLは、TNASの正常な電源オフした(電源ボタンを押すことで電源を切るか、またはTOSのWebページから電源を切る)場合にのみ有効です。
はい。ネットワークケーブルを使用してルーターに直接接続してください。
このLEDインジケーターがオレンジ色に点灯する場合、RAIDの作成が失敗したことを示しています。
RAIDを正常に作成するには、ハードディスクを装置に取り付けた後で、装置をコンピューターに接続し、すべての機器の電源を入れます。次に、装置の背面にあるRAIDスイッチを目的のRAIDモードに設定して、「リセット」ボタンを5秒間長押しすると、新しいRAIDモードが有効になります。パーティションのない新しいディスクがコンピューターの「ディスクの管理」のメニューに表示されたら、使用するための準備として初期化とフォーマットを行えるようになります。
装置は、デフォルトではSINGLE-DISKモードになっています。RAIDを作成するには、装置をご使用のコンピューターに接続し、装置とコンピューターの両方の電源を入れます。次に、装置の背面にあるRAIDスイッチを目的のRAIDモードに設定して、「Reset」ボタンを5秒間長押しすると、新しいRAIDモードが有効になります。パーティションのない新しいディスクがコンピューターの「ディスクの管理」のリストに表示され、使用するための準備として初期化とフォーマットを行えるようになります。
- 管理ソフトウェアであるRAID Managerをダウンロードしてインストール後に実行してから、装置をコンピューターに接続します。装置とコンピューターの両方の電源が入っていることを確認してください。
- 管理ソフトウェアであるRAID Managerを使用して、ハードディスクのRAIDデータを削除してから、RAID 5を作成します。
- パーティションのない新しいディスクがコンピューターの「ディスクの管理」のリストに表示されたら、使用するための準備として初期化とフォーマットを行えるようになります。Macコンピューターでの手順については、ユーザーズマニュアルを参照してください。
対象モデル: D4 Thunderbolt 3(D4-330),D5 Thunderbolt 3(D5-330),D8 Thunderbolt 3(D8-330)
RAID Manager proは、TerraMaster Thunderbolt 3装置で使用されるハードウェアアレイコントローラーの構成ツールです。ハードウェアアレイを作成するには、RAID Managerをコンピューターにインストールする必要があります。RAID Manager Proの実行には、ユーザー名とパスワードも必要です。
ユーザー名: RAID デフォルトのパスワード: hpt このパスワードは、最初の正常なログイン後に変更することができます。
TerraMaster Thunderbolt 3装置にハードディスクを取り付けた場合、まだRAIDを作成することはできません。「接続が失敗しました!」というプロンプトが表示された場合は、以下の解決策が役立つ可能性があります。
- TerraMaster Thunderbolt 3装置を、ご使用のコンピューターのThunderbolt 3インターフェースに接続します。
- まだ、RAIDコントローラーのドライバーをコンピューターにインストールしていない場合は、適切なTerraMaster Thunderbolt 3ドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
Windows:https://dl.terra-master.com/cn/T32720_RAID_driver_for_Win.zip
Mac:https://dl.terra-master.com/cn/T32720_RAID_driver_%20for_%20Mac.zip - 装置に付属している純正のThunderbolt 3ケーブル、Thunderbolt 3のロゴの付いた認定済みのコードを使用していることを確認してください。低品質のコードや未認定のコードを使用すると、接続が失敗する原因となる場合があります。
- Windows 10オペレーティングシステムを使用している場合は、Thunderbolt 3インターフェースのドライバーがインストールされていることを確認してください。インストールされていない場合は、ご使用のコンピューターの製造メーカーのオフィシャルWebサイトにアクセスして、ドライバーをダウンロードするか、またはご使用のコンピューターのマザーボード用のドライバーを更新します。これができない場合は、IntelのオフィシャルWebサイト(https://downloadcenter.intel.com/ja/download/28735/Thunderbolt-3-DCH-Driver-for-Windows-10-for-Intel-NUC)にアクセスして、Intel提供のThunderbolt 3インターフェース用ドライバーをダウンロードします。
- Thunderbolt 3のドライバーのインストールが成功したら、Windows 10コンピューター用のThunderbolt制御ソフトウェアもインストールする必要があります。Thunderbolt制御ソフトウェアを開いて、接続されたThunderbolt装置を認識できるようにします。
対象モデル: D4 Thunderbolt 3(D4-330), D5 Thunderbolt 3(D5-330), D8 Thunderbolt 3(D8-330)
RAID Manager Proは、TerraMaster Thunderbolt 3装置でのハードウェアアレイコントローラーの構成ツールです。ハードウェアアレイを作成するには、ご使用のコンピューターにRAID Manager Proをインストールする必要があります。
RAID Manager Proを実行するには、ユーザー名とパスワードが必要です。 ユーザー名: RAID デフォルトのパスワード: hpt このパスワードは、最初の正常なログイン後に変更することができます。
TerraMaster Thunderbolt 3装置に取り付けられたハードディスクをRAID Manager proが認識しない場合は、以下の手順に従ってください。
- ご使用のコンピューターにまだRAIDコントローラーのドライバーがインストールされていない場合は、TerraMaster Thunderbolt 3ドライバーをダウンロードしてインストールします。
Windows:https://dl.terra-master.com/cn/T32720_RAID_driver_for_Win.zip
Mac:https://dl.terra-master.com/cn/T32720_RAID_driver_%20for_%20Mac.zip - 適合しているディスクのリストから、推奨されるハードディスクを選択します。
リンク:https://www.terra-master.com/cn/compatibility/ - Windows 10オペレーティングシステムを使用している場合は、Thunderbolt 3インターフェースのドライバーのインストールが完了していることを確認してください。インストールされていない場合は、ご使用のコンピューターの製造メーカーのオフィシャルWebサイトにアクセスして、ドライバーをダウンロードするか、またはご使用のコンピューターのマザーボード用のドライバーを更新します。これができない場合は、IntelのオフィシャルWebサイト(https://downloadcenter.intel.com/ja/download/28735/Thunderbolt-3-DCH-Driver-for-Windows-10-for-Intel-NUC)にアクセスして、Intel提供のThunderbolt 3インターフェース用ドライバーをダウンロードします。
- Windows 10コンピューターの場合、Thunderbolt 3のドライバーのインストールが成功したら、Thunderbolt制御ソフトウェアもインストールする必要があります。次に、Thunderbolt制御ソフトウェアを開いて、接続されているThunderbolt装置に対する適切なアクセス権を付与します。
データのコピーが遅くなるのには、いくつかの原因が考えられます。
- ハードディスクのタイプ。これは、SATA I 1.5Gbps、SATAII 3Gbps、またはSATA III 6Gbps特有の問題です。
- 装置に組み込まれたハードディスクのパーティションのフォーマット。書き込み速度は、NTFSフォーマットが高速、FAT32フォーマットが低速、exFATフォーマットが最も低速です。
- コンピューターの構成とハードディスクのフォーマットも、相互にコピースピードに影響を与える可能性があります。書き込み速度は、NTFSフォーマットが高速、FAT32フォーマットが低速、exFATフォーマットが最も低速です。
- 装置とコンピューターの接続に使用しているUSBインターフェースのタイプ。より新しいUSBインターフェースを使用して、再度試してみることをお勧めします。
- RAIDのモードも、データのコピー速度に影響します。
対象モデル: D2 Thunderbolt 3, TD2 Thunderbolt 3 , TD2 Thunderbolt 3 Plus, D4 Thunderbolt 3(D4-330), D5 Thunderbolt 3(D5-330), D8 Thunderbolt 3(D8-330)
TerraMasterのThunderbolt 3装置を、Thunderbolt 2インターフェースを備えたMacコンピューターで使用する場合は、次のいくつかの手順を行う必要があります。
- TerraMasterのThunderbolt 3装置は、Thunderbolt 2インターフェースと直接の互換性がありません。そのため、Thunderbolt 3-to-Thunderbolt 2アダプターと、認定されたThunderbolt 2ケーブルが必要になります。
- Apple社が提供しているThunderbolt 3-to-Thunderbolt 2アダプターのみが有効となります。サードパーティー製のものは機能しません。
- 認定されたThunderbolt 2ケーブルのみを使用してください。認定されていないケーブルを使用すると、接続が失敗する原因となる場合があります。
- ハードディスクがない状態でブートした場合に、インジケーターが正常に点灯することを確認します。
- ハードディスクを1台だけ取り付けてブートした場合に、インジケーターが正常に点灯することを確認します。
- すべてのハードディスクを取り付けた状態で装置のブートに失敗する場合は、原因は電源アダプターに関連している可能性があります。
Mac、Windows、およびLinuxのコンピューターで利用できます。