PS5のヒートシンク別売りSSDを活用しよう!失敗しない選び方と取り付け方の手順

PS5のヒートシンク別売りSSDを活用しよう!失敗しない選び方と取り付け方の手順
PS5のヒートシンク別売りSSDを活用しよう!失敗しない選び方と取り付け方の手順
PS5・ゲーム機拡張

PS5(PlayStation 5)のストレージ容量を増やすためにM.2 SSDの増設を検討している方は多いはずです。しかし、性能が良いSSDほど熱を持ちやすく、冷却用のヒートシンクが欠かせません。最近ではヒートシンクが最初から付いているモデルだけでなく、より安価なヒートシンクなしのSSDも人気です。

そんな時に気になるのが、PS5でヒートシンクを別売りで購入した場合の取り付け方ではないでしょうか。自分でパーツを組み合わせるのは難しそうに感じますが、手順さえ分かれば初心者でも簡単に行えます。この記事では、別売りパーツの選び方から実際の装着手順まで、丁寧に解説していきます。

自分好みのヒートシンクを選べば、コストを抑えつつ冷却性能にこだわったカスタマイズも可能です。大切なPS5を熱から守り、快適なゲームライフを送るための準備を一緒に進めていきましょう。ストレージ不足を解消して、最新のゲームを心置きなく楽しめる環境を整えてみてください。

PS5でヒートシンクを別売りで用意するメリットと必要な理由

PS5のストレージ拡張に使用するM.2 SSDは、データの読み書きを行う際に非常に高い熱を発します。この熱を逃がすための放熱板がヒートシンクです。公式でも装着が推奨されていますが、なぜ別売りのものを選ぶメリットがあるのかを詳しく見ていきましょう。

ヒートシンクの役割と冷却の重要性

M.2 SSDは、特にPS5で要求されるような高速なデータ転送を行う際、チップが高温になりやすい性質を持っています。温度が上がりすぎると、パーツの故障を防ぐために動作速度を意図的に落とす「サーマルスロットリング」という現象が発生してしまいます。

サーマルスロットリングが起きると、せっかくの高速なロード時間が台無しになり、ゲームのパフォーマンスが低下する恐れがあります。そこで、ヒートシンクを取り付けることで熱を効率よく空気中に逃がし、SSDの温度を安定させる必要があるのです。

ヒートシンクは金属製の板で、表面積を広げることで放熱を助ける仕組みになっています。これがあるだけでSSDの寿命を延ばし、常に最高のパフォーマンスを引き出すことが可能になります。PS5の狭い内部スペースでは、この冷却機能が非常に大きな役割を果たします。

PS5公式がヒートシンク装着を推奨する理由

ソニーの公式サイトでは、PS5に増設するM.2 SSDについて「放熱構造(ヒートシンクなど)が必須」であるとはっきりと明記されています。これは、PS5の内部構造が非常にコンパクトに設計されており、効率的な排熱が求められるためです。

PS5の拡張スロットは蓋で閉じられる構造になっており、空気の流れが制限されやすい場所です。もしヒートシンクなしで高速なSSDを動かし続ければ、熱がこもってしまい、SSDだけでなく本体側にも悪影響を及ぼす可能性が否定できません。

公式がヒートシンクを求めるのは、ユーザーが安全かつ快適にゲームをプレイし続けられるようにするための配慮です。別売りのヒートシンクを使用する場合も、この「放熱」という目的をしっかり果たせる製品を選ぶことが何よりも重要になります。

一体型SSDと別売りヒートシンクの違い

市場には最初からヒートシンクが装着されている一体型モデルと、SSD単体で販売されているモデルの2種類があります。一体型は取り付けの手間が省けるのが魅力ですが、別売りのヒートシンクを組み合わせる方法にも独自のメリットがあります。

まず、価格面でのメリットです。SSD単体と別売りのヒートシンクを個別に購入したほうが、一体型モデルよりも安く済むケースが多くあります。特にセール時期などはSSD本体が安くなりやすいため、コストパフォーマンスを重視する方に適しています。

また、ヒートシンク自体の性能を選べるのも利点です。より冷える素材や、デザイン性の高いものなど、自分の好みに合わせてカスタマイズできます。

別売りヒートシンクを選ぶメリットまとめ

・トータルの購入費用を安く抑えられる場合が多い

・冷却性能が高い製品を自分で選んで装着できる

・お気に入りのSSDブランドにヒートシンク付きがない場合でも対応できる

PS5に最適な別売りヒートシンクとSSDの選び方

PS5に別売りのヒートシンクを取り付ける際は、物理的なサイズ制限に最も注意しなければなりません。せっかく購入しても、スロットに入らなければ意味がないからです。ここでは、購入前に必ずチェックすべきスペックとサイズのポイントを解説します。

対応するM.2 SSDのスペックを確認しよう

ヒートシンクを選ぶ前に、まずはベースとなるSSDがPS5の要件を満たしているか確認しましょう。PS5に対応しているのは「M.2 NVMe SSD(PCIe Gen4 x4)」という規格の製品です。これ以外の規格では動作しないため注意が必要です。

推奨される読み込み速度は5,500MB/秒以上となっており、最新の高速モデルであれば多くがこの基準をクリアしています。容量は250GBから8TBまで対応していますが、現在のゲーム容量を考えると、最低でも1TBから2TB程度あると安心です。

これらのスペックを満たした上で、ヒートシンクが付いていない「バルク品」や「単体モデル」を選びます。有名メーカーの製品であれば、信頼性も高く、別売りのヒートシンクとの相性も問題ないことがほとんどです。

ヒートシンクのサイズ制限(高さ・幅)に注意

PS5の拡張スロットには、ミリ単位での厳しいサイズ制限があります。これを無視すると、拡張スロットのカバーが閉まらなくなってしまいます。公式が指定しているサイズをしっかりと把握しておきましょう。

具体的には、ヒートシンクを含めた幅が25mm以内、厚さ(高さ)が合計で11.25mm以内である必要があります。特に高さの内訳が重要で、SSDの基板の下側が2.45mm以内、上側が8mm以内という指定があります。

市販されている「PS5対応」と記載のあるヒートシンクであれば、多くはこのサイズ内に収まるよう設計されています。しかし、汎用のパソコン用ヒートシンクの中には背が高すぎるものもあるため、購入前に必ず寸法を確認してください。

項目 PS5公式の制限サイズ
最大幅 25 mm
最大厚さ(全体) 11.25 mm
基板上の最大高さ 8 mm
基板下の最大高さ 2.45 mm

放熱性能を高める素材や形状のポイント

ヒートシンクの性能は、使われている素材や形状によって変わります。一般的にはアルミニウム製のものが多く、軽量で熱伝導率も良いためバランスに優れています。より高い冷却性能を求めるなら、銅を組み合わせたモデルもあります。

形状については、表面に凹凸や溝がある「フィン構造」のものがおすすめです。平らな板よりも空気に触れる面積が広くなるため、効率よく冷却できます。ただし、フィンが高すぎるとPS5の蓋に干渉するため、サイズとの兼ね合いが重要です。

また、SSDの両面を挟み込むタイプのヒートシンクは、片面タイプよりも冷却効果が高くなる傾向にあります。最新の高発熱なSSDを使用する場合は、しっかりとした造りの両面挟み込みタイプを選ぶと、より安定した動作が期待できます。

SSDへのヒートシンク取り付け方の手順とコツ

パーツが揃ったら、いよいよSSDにヒートシンクを取り付けていきます。この作業は精密機器を扱うため、慎重に行う必要があります。ここでは、具体的な取り付けの手順と、失敗しないためのコツを詳しく説明します。

準備するものと作業前の注意点

作業を始める前に、必要な道具を揃えましょう。基本的には、ヒートシンクに付属しているネジを締めるための精密ドライバーがあれば十分です。また、作業中に静電気が発生すると故障の原因になるため、金属に触れて放電しておくなどの対策をしてください。

SSDの端子部分には直接手で触れないようにしましょう。皮脂が付着すると接触不良の原因になることがあります。また、作業スペースは清潔で、ネジなどの小さなパーツを失くさないように整理された場所を選んでください。

ヒートシンクのパッケージを開封し、内容物を確認します。本体、サーマルパッド(熱伝導シート)、固定用のネジやクリップが入っているはずです。説明書がある場合は、まず一通り目を通して全体の流れを把握しておきましょう。

熱伝導シート(サーマルパッド)の貼り方

ヒートシンクとSSDの間には、隙間を埋めて熱を伝えるための「サーマルパッド」を貼ります。これが非常に重要で、正しく貼れていないとヒートシンクの性能が十分に発揮されません。まずはパッドの両面に貼られている保護フィルムを剥がします。

フィルムを剥がしたパッドを、SSDのチップが並んでいる面に置きます。この際、空気が入らないように端からゆっくりと乗せていくのがコツです。チップ全体を覆うように位置を調整し、軽く指で押さえて密着させましょう。

もしSSDの裏面にもチップがある「両面実装」タイプの場合は、裏側にも同じようにパッドを貼ります。片面タイプであっても、ヒートシンクの構造によっては裏側にもパッドを貼って厚みを調整する場合があるため、製品の指示に従ってください。

SSDをヒートシンクで挟み込み固定する方法

パッドを貼ったSSDを、ヒートシンクのパーツで挟み込みます。多くの製品は、下側のトレイにSSDを置き、上からヒートシンク本体を被せる構造になっています。この時、端子側がはみ出すように向きを確認してセットしましょう。

位置が決まったら、付属のネジやクリップで固定します。ネジ留めタイプの場合は、一箇所をいきなり強く締めるのではなく、対角線上のネジを少しずつ順番に締めていくのが基本です。これにより、パッドが均等に押し潰され、密着度が高まります。

最後に、横から見てSSDとヒートシンクの間に大きな隙間がないか、斜めになっていないかを確認してください。しっかり固定されていれば、これでSSD側の準備は完了です。いよいよPS5本体への取り付け作業に移ります。

ヒートシンクのネジは非常に小さいため、力を入れすぎるとネジ山を潰してしまうことがあります。ドライバーがしっかり噛んでいることを確認しながら、適切な力で締めるようにしましょう。

PS5本体へSSDユニットを装着するステップ

SSD側の準備ができたら、次はいよいよPS5本体を分解して装着していきます。分解と言ってもカバーを外すだけなので、難しい工具は必要ありません。安全のために、必ず電源コードを抜いてから作業を開始してください。

PS5のカバー(ベース)の外し方

まずPS5を平らな場所に置き、本体の底面にあるベース(スタンド)を外します。次に、ロゴマーク(PlayStationの刻印)がない方のカバーを上にして置きます。ディスクドライブが搭載されているモデルなら、ドライブがある側のカバーです。

カバーの角(右上あたり)を軽く持ち上げながら、本体の下側(底面方向)に向かってスライドさせると、カチッという音と共にカバーが外れます。最初は少し力加減に戸惑うかもしれませんが、無理に引っ張らずに「浮かせて滑らせる」感覚で行うのがコツです。

カバーを外すと、金属製の長い長方形の蓋が見えてきます。これが拡張スロットのカバーです。埃が溜まっている場合は、この機会に掃除機などで優しく吸い取っておくと良いでしょう。内部は精密ですので、無理な力を加えないよう注意してください。

拡張スロットのカバーを開けてSSDを差し込む

拡張スロットを覆っている金属の蓋は、1本のプラスネジで固定されています。このネジを外して、カバーを取り除きます。中には、SSDを固定するためのスペーサー(小さな金属のリング)とネジが入っていますので、これも一旦取り出します。

スロットの奥にある接続端子を確認し、ヒートシンクを取り付けたSSDを斜め30度くらいの角度からゆっくりと差し込みます。奥までしっかり入ると、手応えがあります。無理に押し込まず、端子の形が合っているか確認しながら進めてください。

SSDを差し込んだ状態では、反対側が少し浮いたようになります。これが正常な状態ですので、無理に押し下げないでください。次に、SSDの長さに合わせて先ほどのスペーサーを配置する穴を選び、準備を整えます。

スペーサーとネジでしっかり固定する仕上げ

SSDの先端にある切り欠き部分の下に、スペーサーを置きます。その上からSSDを指で軽く抑え、固定用ネジでスペーサーごと留めます。これでSSDが水平に固定され、しっかりと接続された状態になります。

固定ができたら、外しておいた金属のカバーを元に戻し、ネジで留めます。最後にPS5の外装カバーをスライドさせて戻し、パチンと音がするまで押し込みます。これで物理的な取り付け作業はすべて終了です。

PS5本体のネジは、専用のサイズが使われていることがあります。家庭にある一般的なプラスドライバーでも回せますが、サイズが合わないものを使うとネジを傷めるため、しっかりフィットするものを使用してください。

取り付け後に確認すべき初期設定と動作チェック

ハードウェアの取り付けが終わったら、最後にソフトウェア側の設定を行います。PS5を起動すると、新しいSSDを認識して自動的にセットアップ画面が表示されます。正しく動作しているか確認するための重要なステップです。

PS5を起動してSSDをフォーマットする

電源コードを差し込み、PS5の電源を入れます。正しく取り付けられていれば、画面に「M.2 SSDをフォーマットする必要があります」というメッセージが表示されます。「M.2 SSDをフォーマット」を選択して、初期化を実行しましょう。

フォーマットを行うと、SSD内のデータはすべて消去されますが、新品であれば問題ありません。もしこの画面が出ない場合は、SSDが奥まで差し込まれていない可能性があるため、一度電源を切って取り付け直してみてください。

フォーマット作業は数秒から数十秒で終わります。完了すると、SSDがPS5のストレージとして認識され、ゲームのインストール先として使用できるようになります。このプロセスを終えることで、ようやく拡張ストレージが有効になります。

読み込み速度の測定結果を確認しよう

フォーマットが完了すると、自動的にSSDの読み込み速度が測定され、結果が画面に表示されます。この速度が、PS5が推奨する5,500MB/秒を超えているか、あるいはそれに近い数値であるかを確認してください。

別売りのヒートシンクを使用しても、SSD本来の性能が発揮されていれば問題ありません。もし数値が極端に低い場合は、SSDのスペック自体を確認するか、接続が不十分でないかを疑う必要があります。

通常の高速なGen4 SSDであれば、6,000MB/秒前後の数値が出ることが一般的です。この測定結果はあくまで目安ですが、快適にゲームをプレイできるかどうかを判断する一つの指標になります。無事に完了したら「OK」を押してホーム画面に進みます。

ゲームデータの移動方法と保存先の変更

最後に、本体ストレージから新しいSSDへゲームデータを移動させてみましょう。「設定」から「ストレージ」を選び、移動したいゲームを選択して「コンテンツを移動」を実行します。SSDの高速な恩恵をすぐに実感できるはずです。

また、今後のダウンロード先をあらかじめSSDに設定しておくこともできます。「インストール先」の設定項目で、PS5用ゲームの保存先を「M.2 SSD」に変更しておきましょう。これで、容量を気にせず新しいゲームをダウンロードできるようになります。

実際にSSDからゲームを起動してみて、ロード時間が短くなっているか、動作に違和感がないかを確認すれば完璧です。ヒートシンクがしっかり機能していれば、長時間のプレイでも熱によるトラブルが起きることはありません。

PS5のヒートシンク別売り取り付けに関するまとめ

まとめ
まとめ

PS5のストレージ拡張において、ヒートシンク別売りモデルを自分で取り付ける方法は、コストを抑えつつ冷却性能を追求できる非常に有効な手段です。一見難しそうに思える作業も、順を追って進めれば決して難しくありません。

まずは、PS5のサイズ制限(幅25mm、高さ11.25mm以内)を満たす別売りヒートシンクを選び、正しい規格のSSDを用意することが第一歩です。取り付けの際は、サーマルパッドを隙間なく密着させ、SSDをしっかりとヒートシンクで固定することが冷却効率を高める鍵となります。

本体への装着後、画面の指示に従ってフォーマットを完了させれば、広大なストレージ容量が手に入ります。これで、お気に入りのゲームを消すことなく、いつでも好きな時にプレイできる環境が整いました。ぜひこの記事を参考に、自分だけの快適なPS5環境を作り上げてください。

タイトルとURLをコピーしました